子育て世代、周りに共働きが理解される為には?

子供2人に夫婦で共働きの生活。
それは最近では全く珍しい事はなく、むしろ職場の既婚者子持ちの半数以上は、共働きの家庭だ。

日々、発熱の電話に怯えながら仕事をし、学校の行事を優先して仕事を進めて、ヒーヒー言いながら毎日なんとか生活している。
何を優先に考えるかと聞かれれば、家庭と言わざるを得ない。むしろ家庭でなければ不信感が広がる。

ところが、いざ家庭を優先してしまうと、途端に職場の人間関係が崩れるのはなぜだろう?

私が経験したのは、同じ子持ち(小学生1人)の女性の上司と一緒に働いた時のこと。
産後半年で復帰し、できる限りの仕事は時間内に終わらせ、毎日必死に働いていた日々。
2人目の子供は頻繁に発熱し、その度に早退や欠勤を余儀なくされた。
それでも減らない仕事量に、残業時間が月30時間。
残業することにも文句を言われ、欠勤すれば誰も代わりはいなくて滞る業務。
保育所の先生からは、もう少し家庭で見るようにとの意見をもらい、我が子がかわいそうと思いつつも、どうして熱を出すの?と冷めてしまう気持ちに、どうしようもない板挟みな苦痛を毎月味わって生活していた。

保育所の先生も、同じ立場なはずの上司も、どうしてわかってくれないの?
子供たちもいつになったら落ち着くの?
夫はどうしていつも私にばかり休ませるの?

この葛藤が本当にストレスだった。

ついに辞めることになった私に上司が言った言葉。
「子供が病気なんて嘘だと思ってた。そんなに頻繁に発熱するはずがないもの。うちの子は殆ど熱を出さなかったよ。」

そこでようやく気が付いた。
上司がなぜ理解できないのか。

子供が皆同じだと思ってない?
1人目は丈夫だけど、2人目が弱いこともあるのよ?
人は皆同じじゃないのよ?

それがやりにくさの原因だった。
ただ、それを上司にわかってもらうにはむずかしかったので、辞めざるを得なかったんだけど…

女性が働きにくいのは、何も男性が母親になった女性を理解できないからじゃない。

女性同士でも理解できないことがあり、理解するには自分を基準とせず、相手の立場になって常に考えること。
自分の時はどうだったなんて、そんな事はあまり役に立たない。
自分に子供が1人いて、相手に子供が2人いれば、自分の経験が当てはまる事はぐっと減ってくる。ましてや生活環境でも随分変わる。
子供を見てくれる身内が近くにいるのか?
配偶者の協力は?
子供の体質は?
家の周りの環境は?

共働きの環境が理解されないのは、その人をよく分かってないからなのでは?と最近思う。
子育てはこの世の仕事の中で一番大変だと言われる。
この世で何人も経験しているはずなのに、なぜ理解されないのか?

自分の経験が全てだと思う事。
子育てを経験した人が優越感を感じている事。
相手の立場になる為の術を知らないという事。
子供を人間としてではなく、種族として見てること。
(子供でも多種多様な人が存在することを知らない)

子育て世代が働きにくいのは、お互いを知ろうという優しさが欠けているからかも知れないと思う。

前の上司に嫌気がさし、転職をした新しい会社は、従業員の人柄が素晴らしく居心地が良くて子供にもプラスな環境だ。
こんな会社は稀だけど、少なくとも今の会社には感謝の言葉と精一杯の働きをして恩返ししたいと思う今日この頃。パルクレール ドラッグストア

子育て世代、周りに共働きが理解される為には?